2009年12月17日木曜日

開店して

先週は、どたどたと準備に追われながら、なんとか開店することができました。
今まで、MaiCafeにかかわっていただいた多くの方々へ感謝の気持ちでいっぱいです。そういった方々が一人でも欠けてしまっていたら、開店できていなかったと思います。

そして、MaiCafeに来ていただいた方々にも、とても感謝しています。お客様あってのMaiCafeであり、お客様のためのMaiCafeでありたいと思っております。

しかし、いざ営業してみると、至らなかった点が多々ありました。不快に思われた方もいるのではないでしょうか。そういった部分をひとつひとつ改善していって、よりよいお店となれるよう研鑽してまいりますので、一度来ていただいた方々は、しばらくしてもう一度、まだ来られたことのない方は、是非一度MaiCafeに足を運んでみてください。
メニューも毎日少しずつ変わっていきます。


写真は店主のお気に入りの時間の、夕方です、今は日が落ちるのが早いので、営業時間内に夕焼けが見れます。のんびりと夕焼けを眺めていると、心が豊かになる気がします。

2009年12月9日水曜日

メッセージ

開店まであと三日となりました。
ただ今、あわただしく準備に明け暮れていますが、
そんな中、ふと、今までのことを振り返ってみたのでした。
そして振り返ってみて、確実に言葉にできるものがありました。
それは感謝です。
確かに、今の世の中、いろいろな事件や社会問題など、うつむきがちな話が氾濫しています。
しかし、そんな世の中だったとしても、
優しさ、人情、愛情といった温かな光は、決して失われてはいないのです。
そんな光に支えられて、このたびマイカフェは誕生します。
温かな光の中で芽を出したマイカフェが、
今度は自らが優しい光を放つと信じています。

今までも、そしてこれからも最大の支えである、家族へ
また、家族のように心配してくれる優しさを持った、大切な友人達へ
そして、これから出会う希望を秘めた方々へ

マイカフェが、温かな光を輝かせるステージとなりますように。

私たちは今、オープンという希望を頼りに、走り続けます。

2009年11月25日水曜日

MaiCafeウェブサイト

MaiCafeではBlogをメインに行ってきましたが、このたびウェブサイトを作成いたしました。
そちらの方もよろしくお願いいたします。

http://maicafe.net/

2009年11月13日金曜日

お詫びとお知らせ

お店を楽しみにしていただいている皆様へ、大切なお知らせがあります。

大変申し訳ないのですが、カフェのオープン日を一週間延期することになりました。




           カフェオープン日程

      12月12日(土曜日)10;00~17;00




第三子が、予定日より遅れての出産となり、妻の出産の負担が大きかったため、一週間遅らせていただくことになりました。
お客様には心よりお詫び申し上げます。

また、オープンの日には、お客様にお会いできますことを楽しみにしております。



店主 国岡 陽太

2009年10月6日火曜日

稲刈り

昨年は猪にやられてしまったお米でしたが、今年は無事に収穫を終えることができました。
稲刈りからおだ掛けまで、手作業で行ったこの日、
子供たち二人も共に、暗闇に覆われるまで働きました。
近くの農家のおじさんに「早くやんねーと、終わんねーど!」と叱咤激励されながら。
収穫の結果は、もみの状態で100kg程。
籾摺りをすると、40kg程になるそうです。

手作業で行うことは、本当に大変なことでした。
先人の知恵といい、労働といい、敬服するばかりです。
米作りを通して、いろいろな農家の方に教えていただいたことは、大きな財産となることでしょう。
これからも、まだまだ知り得ない生きるための知恵を授かりたい、そう切に願います。

籾の状態で100kg

おだ掛けの様子

2009年9月20日日曜日

秋・実る稲

お店の周囲では刈り終わった田が、少し寒々しく感じる時期となりました。

mai cafeでは、そろそろ稲刈りをする予定です。今年作っている田は水の切れが悪く、ぬかっている状態です。今日は水の切れを良くするために、溝を掘ってきました。午前中作業をして、夕方にはだいたい水が切れていたので、後は乾くのを待つばかりです。



写真奥には、8月の終わりに張ったイノシシ除けの網が写っています。




田んぼをやるには、日々の管理が結構あります。特に見回りは大切で、あまり目を離してしまうと良いお米はできません。そのせいで、昨年はイノシシに食べられてしまいました。田植え・稲刈りだけが作業ではなく、耕すところから、精米するところまで至るには、それ相応の労苦が伴います。



やっとここまでたどり着いた田。刈り取り適期。網を張る前にイノシシに少し荒されたり、風で倒れ気味になったりしました。刈り取り・おだがけが無事に終わることを祈念。



2009年9月6日日曜日

  家の周りでは稲刈りが始まり、秋の到来です。

収穫される野菜も、夏物から段々と様変わりしてきました。

季節とともに、毎日の食卓に並ぶ品が変わっていく、本当にありがたいことです。



 さて、お店のオープンについてのお知らせです。



 2009年12月5日(土曜日)10:00~17:00


大きな地図で見る

秋には第三子が産まれるということもあり、 年内は土、日の営業となります。
お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

2009年7月3日金曜日

カウンター設置工事

先日、カウンターの設置工事を行いました。



カウンターを製作してくださった、田中さんが配達・設置工事を手伝ってくださることになっていました。しかし、実際はほとんど田中さん任せになってしまって、全部やってもらったような感じです。

さすが職人の手によるもの。手触りが良く、とてもよい物でした。カウンターをなでると、木のやさしい感触を感じれます。使い勝手のために、樹脂塗装などしてしまうと感じれないものです。少々手はかかりますが、田中さんはきちんと管理していれば、150年は持つといっておりました。

お店がいつまで続くかわかりませんが、このカウンターは一生の宝物になりそうです。




2009年6月23日火曜日

田んぼの除草作業

今日、田んぼの除草作業をしました。
約1時間半かけて苗の列の間を12往復。結構な重労働でした。

除草作業は手作業ではなく、除草機という手押し車のようなもので行いました。いっぺんに何列も除草作業ができてしまう、エンジン式の除草機と違い、一列ずつ手で押したり引いたりして行っていきます。



もちろん、手で泥をかき混ぜる方法もありますが、ものすごい時間がかかってしまいます。それはそれで丁寧にできるので良いのですが、今年の田んぼの広さだと一苦労ではなく三苦労ぐらいになりそうです。

除草作業の先はまだ長いです。この作業を3回ぐらい繰り返さなくてはなりません。

田んぼのことばかりで、田んぼ日記になってしまいがちなので、ほかの事。
本日の晩御飯は、うちで採れたジャガイモのビシソワーズでした。





2009年6月16日火曜日

田植え


(土起こし後)


田を起こして、水をはり、肥料を入れて、今日やっと田植えを終えました。
田植え機があればよかったのですが、手植えをしました。なれないからかとても時間のかかる作業で30分ぐらい作業しても、これだけかってぐらいちょっとしか進みません。足腰は痛いし重いし、すごい重労働でした。

これからは草との戦いになります。
除草作業はきちんとやっていかなければなりません。田植えほどは時間がかからないものの、これもかなりの重労働になることでしょう。


(苗と蛙)


(田植え後)


2009年6月5日金曜日

カウンター

今日は、お店のメインとなるカウンターの話です。

 お店のカウンターのサイズ決まったのをきっかけに、家具職人の田中英一さんに製作を頼んだ所、快諾していただきました。

 店内の座席は全てカウンター席のみとなる予定です(外のデッキ席もあります)。当初はカウンターテーブルを自分で作ろうかと考えていました。

 しかし、今年2月に家具職人の田中英一さんの個展を見に行って以来、お店のどこかにこの人の作品を置きたいと思い、一番メインとなるカウンターを頼むことにしました。

 田中さんの作品はさすが職人技というのでしょうか、作りがとてもしっかりしています。それだけでなく、デザインもとても洗練されています。

 また、手で触れるところですので、手触りは重要になってきます。ラフ仕上げやアクリル塗装、電動プレーナー仕上げ、手鉋仕上げなど他にも色々あります。今回は手鉋仕上げでしてもらうことになりました。

 とても鋭い鉋を使い丹念に仕上げると、さらっとした心地よい手触りになります。初めて田中さんの家具触れた時に、その手触りの良さに本当に感動しました。そして、私が頼みたかった一番の理由がこの手鉋仕上げの手触りの良さでした。

 ただのカウンターといえど、耐久性やデザイン・手触りの良い作品となることでしょう。期待に胸を膨らませております。

http://www.labo-style.com

2009年6月3日水曜日

紙を探しに

先日、メニューに使う紙を探しに東京は神保町の見本帖本店に行ってきました。
様々な紙が並んでおり、店に入った時はどこから手を付けてよいかわからない状態でした。

しばらく店内をさまよった後、白系の色の並ぶ所で端から紙の色や感触を確かめていきました。
そのなかから、5つサンプルとしてA4サイズのものを買って帰りました。



紙といえど、ケナフの紙、コットン100%紙など手触り、質感やテクスチャ全てが様々です。
それぞれ特徴があるので、今後試作品を作って決める予定です。

これらで満足できない場合はまた新たな紙を探しに行かなくてはなりませんが。



2009年5月29日金曜日

店舗内装の現状


無垢・無塗装の床材に柿渋を雑巾で2度塗り込み、その上から油を塗っています。
油は二度塗りですが、時間が経ち乾いてきたので耐久性のためにもう少し塗った方が良いかと考えています。
ドア枠を付けてだんだん感じができてきました。最近は作業をする時間がなかなか取れないので、この状態で一月ほど作業停止状態です。なんとかせねばなりませんね。

下の写真はメインとなる照明です。インターネットで探して買ったものですが、思いのほか安っぽい印象です。しかし、間近で見ることが無ければあまり気にならないと思います。雰囲気はとてもよいと思います。


田んぼの方は土をおこしたので、次はクロ塗りです。

2009年5月21日木曜日

4畝歩の田んぼ

今日の午前中に今年の田んぼの打ち合わせをしました。
今年行う田んぼは4畝歩(せぶ)でメートル法に換算すると400平方メートルです。

ここは2年間使われてなかった田んぼなので、草がいっぱい生えていました。
わかる方は多いと思いますが、今の時期、通常の農家はもうすでに田植えを終わらせてひと段落しているところかと思いますが、うちはちょっと遅めで、今から田起こしを行います。

有機栽培で行う場合はこれでも良いとのことです。しかし、あまり遅くなりすぎてもいけないので、今日、田んぼの草刈をしてきました。

今日が今年のMai Cafeの田んぼの始まりです。

<草刈後の田>

2009年5月16日土曜日

豊かな食卓

前回の投稿からとても日がたってしまいました。

その間に、身の回りの景色は様変わりし、食卓もずいぶんと豊かになってきました。
一時、家に野菜などが無いときも、サヤエンドウとクレソンで急をしのいだりできました。
今は、ハチクのタケノコがそこかしこからにょきにょき生えてきていて、散歩のたびにへし折って歩いています。もったいないとも思うのですが、タケノコを野放しにして庭にタケが生えてきても困りますし、全部とってゆでている暇もありません。
もちろん、時間のあるときには採取してゆでてタケノコを食べています。


こうして新鮮なものが食卓にのぼるのはとても贅沢なことですね。都会で暮らしているとなかなかできないことでもあります。この地域に住むことになったことを感謝しています。
また、自分で育てて採取したものが一番安心して食べることができると思います。

できるだけそういう安心を皆様に届けるお店にしたいと思っています。

2009年4月14日火曜日

もう暖かくなってきて、半そでで仕事をしている人もいる程ですね。
山は緑でいっぱいです。家の周りや畑では草が勢い良く生えてきていて、草との戦いが始まっています。また、家の周りには草だけでなく、春の味覚も色々あります。タラの芽、ふき、よもぎ、クレソンなど収穫を楽しんでいます。もうすぐハチクの筍が出てくる頃です。

農作業にも良い気候になってきました。
近所の方に教えてもらいながら里芋の植え付けをしました。
元々田んぼだった場所で畑をしているため、水が多く、去年は根物があまり良い出来ではありませんでした。そのため、今年は水を好む里芋を植えてみました。収穫は晩秋になる予定です。その頃には当店もオープンしていることでしょう。

2009年4月6日月曜日

デッキ完成

寒かったり暑かったりの三月が慌しく過ぎ、ようやく気候が安定してきたように思います。

今、こちらでは桜は散ってきており、冬の間葉を落としていた木々や草が芽吹いてきています。
蛙は合唱をはじめ、鳥達も活気付き、虫が動き出しました。

お店の前の田んぼではようやく水を入れはじめています。


建物のほうはデッキが出来上がりました。
のっぽな印象のあった外観が、バランス良くなりました。

今は床などに柿渋を塗っているところです。

2009年3月10日火曜日

落ち着かない天気が続いていますが

最近どうも雨が多くて、ジメジメした気分になってしまいがちでしたが、今日は夕方一時雨が降る以外、とてもよく晴れました。
風も穏やかで春の訪れを感じる一日でした。もう少したち、料理に春の色気が出てくるのが楽しみです。

お店のほうはようやく床をはり終わりました。
ハンマーで体のあちこちを叩いてしまったり、無理な体勢をしていて体が痛くなったり大変でした。今はその達成感と安堵感でいっぱいです。

余談ですが、晴れは久し振りだったので、お店作りをする合間に、お風呂と暖炉の煙突掃除をしました。
今も外は晴れで月明かりがとても綺麗です。
こんな日には、月光に照らされる景色を見ながら一杯と洒落込みたいものです。

2009年2月12日木曜日

しばらく更新の合間が空いてしまいましたが、大した進展がありません。
それほどに床貼りに時間がかかっています。

手作業で釘を打っているのですが、よくハンマーで指や足をどすんと打ち言葉を失います。
そろそろ「フロアタッカー」と呼ばれる、機械を借りられそうです。
これがくればかなりのスピードアップにはなると思いますが、まだまだ時間はかかりそうです。



床下収納部


最寄駅です。

2009年1月27日火曜日

春の兆候


晴れた朝、霜の降りた地面に日が当たると湯気を立てて霜が融けていきます。

朝晩冷え込みますが、お店の窓からはオオイヌノフグリの花が咲いているのが見えました。

庭を散歩していると梅の花も咲いていました。
他にもふきのとうが出てきていたりと、春の兆しがそこかしこに見られます。
まだまだ寒さは続きますが、命のふくらみが心を暖かくしてくれます。



お店の床を貼り始めました。

写真を見ればわかるように、斜め貼りです。この方が面白いですし、普通に貼るよりもお店の雰囲気には良いと思うからです。手間はかかりますが、めんどくさがらずに思ったようにやるということは、お店の考え方の「ひと手間を惜しまない」ということに通じています。

2009年1月25日日曜日

壁の完成


壁
お店の内装の壁がほぼ完了しました。

壁が真っ白になったので、とっても明るくなりました。



刷毛目


近くで見るとこんな感じです。





床材
壁が終ったら今度は床です。
ようやく届いた床材と幅木材。

床材、何枚あるんだろう・・・。気が滅入りそうな数あります。これを一枚一枚貼っていくのですがどのくらいかかるのか少し不安です。





窓からの眺めを写真に収めてみました。

景観

景観2

眺望は畑と里山、そして空。

2009年1月19日月曜日

冬の寒さが厳しいこの季節ですが、少しずつ日が延びてくるのを嬉しく感じます。

年末に床材の話しをしましたが、もうすぐ届く予定です。

床材が届く前に壁を終らせたかったのですが、なかなか時間が取れず、もう少しかかりそうです。



便利なもので、石膏ボードに直接塗れる漆喰があります。


写真上にあるのが漆喰を缶からすくい上げるシャベル。
左にあるのが土間用の大き目のコテ。
下にあるのが小さいコテ。
右にあるのが仕上げの刷毛目をつける刷毛。
そして、それらを載せている黄色いトレーが漆喰を入れて持ち運ぶ入れ物(自分で作りました)。

これらを駆使して壁を塗っていきます。二人で作業するとちょうど良い具合です。一日で天井が仕上がりました。
この作業は、一回で仕上がりなのでそれがそのままお店の仕上がりになると思うと結構神経を使います。
しかし、壁を塗る程に明るくなっていく店内。それと共に気分も上昇いたします。

2009年1月10日土曜日

冬の空に映える赤

太陽が傾くと、空は赤く色付きます。
今日の夕焼けは格別でした。

夜明け日暮れは刻の移り変わりの時間で一秒ごとに周囲の様子が変わります。そんな瞬間が好きな人は多いのではないでしょうか。





夕焼けに照らされた雲が真っ赤でとても綺麗だったので、載せてみたのですが、写真では表現しきれていませんでした。やはり自然の見せる芸術は実際に目の当たりにした人だけのものなんですね。





正月休みはしっかり休んだので、これから頑張って時間を作ってお店作りを進めようかと思います。

2009年1月5日月曜日

 2009年

新たな時間が流れ始めました。
人との関係の中で学ぶことのなんと多きこと。


支えられて

ちょっと立ち止まって考える機会を与えられて

優しさが次の優しさへと繋がっていく


そんな大切な人の顔がいくつも浮かびます。


住み心地のいい場所


それは、自然環境が生み出した土地柄だけではなく、
誰と共にいるのかということが大切なのだと思います。


歩幅違えど、合わせてくれる  

寄り添い、共に歩む事を知っている


そんな大切な家族や仲間、マイカフェを見守ってくださる多くの方々に感謝して、1年のスタートです。

どうぞ今年もよろしくお願いいたします。