2015年9月28日月曜日

栗の季節

タルト生地がなかなか思うようにいかず、うーん。うーん。
失敗に疲れつつも、試行錯誤の末に、
ようやく一歩前進しました。
生の栗を炒めてクリームと流し込んで焼く、この時期だけのマロンタルト。
素朴な味わいです。


2015年9月27日日曜日

今夜は

仕事が終わって外に出ると、
雲の向こうでボンヤリと満月が。
今日は中秋の名月なのですね。
そして、明日は一年の中で最も地球に近づくスーパームーン。
ススキを飾って、
お団子を作って、
秋を楽しむ夜にしましょう。
皆さんもよい月夜をお迎えくださいね。

2015年9月26日土曜日

明日9月27日の昼膳

今日は子供たちの運動会でした。
1年前に比べると、
泣きもせず運動会を楽しめていたようで、
必死に走る・踊る姿に、
安心しました。
時間の流れを感じますね。
色んな人や物事との関わりの中で、
生き続けることができ、
さらには変化していけることに、
改めて感謝の気持ちが湧いてきました。

昨日は、お客様であり、友人でもある方たちから、
金木犀の花と素敵な絵本の贈り物を。
外を歩いていると、
どこからともなく漂って鼻腔をくすぐる金木犀の香り。
それがお店にふわりと満ちてなんとも嬉しい。
そして絵本は、
越後妻有のアートイベントで参加された作家さんのもので、
なんだかぐっときてしまう大人向けの内容。
心がほんわかするような、
泣きたくなるような。
途中パウルクレーの絵が使われていたり、
絵もなんとも優しい。
こんな優しい贈り物に、
子供達も触れて大きくなっていくんだなぁと思うと、
やはり感謝だなぁと。
みなさん、ありがとう。

明日の昼膳

土鍋で五目飯
冬瓜を使ったお味噌汁
つるなのおひたし
ナスのココナッツマリネ
鶏肉の竜田揚げ
切り干し大根の胡麻酢和え
玉子豆腐
さつまいものカボス煮

明日も一生懸命お料理します。
どうぞよろしくお願いいたします。



2015年9月24日木曜日

明日9月25日の昼膳

今日は、動きの止まっていた腕時計の電池交換をしました。
亡くなった友達の形見として、
14年前に友達のお母さんから譲り受けたものでした。
入院中にいつも見ていたものだから、
よかったらと。
眩しいほどの秋晴れの中、
亡くなった23という若かりし命。
あれから14年も経ったのかと
時計に耳を澄ませると、
チクタクチクタク。
古くなったベルトも皮製品を作られているクロサワさんに交換してもらい、
また新たな時を刻み始めました。
友達のお母さんとは
その後も連絡を取っていて、
3番目の出産の時には、
産後のお世話にもなりました。

秋の空気に、
これまでの色んな想いと、
これからの想いが交錯します。



明日の昼膳

土鍋炊きの白飯
南瓜とオクラのお味噌汁
隠元の白和え
蓮根の黒酢きんぴら
つるなのおひたし
季節のかき揚げ
冬瓜の煮物
おからハンバーグの餡かけ



2015年9月22日火曜日

9月26日の臨時休業のお知らせ

今週の土曜日9月26日は、
保育園の娘達の運動会ということで、
勝手ながらお休みをいただきたいと思います。
ご迷惑をお掛けいたしますが、
どうぞよろしくお願いいたします。

昨日は久しぶりに東京・目白のあたりを歩いてみました。
裏道に入ると、こじんまりとした雑貨屋さんや和風なお茶処、
表に出ると、有名なパティスリーがあったり 。
ふしぎな小径沿いには、
細々とながらも植物が育っていたり。
田舎の暮らし者には、とても面白い散歩でした。
色んな人がいて、それでいい。

夜になり自宅に戻ると、
空にはたくさーんの星。
そして虫達のいつもの声。
またそれはそれでいい。

疲れてお布団に入ると、
毎日夢を見る。
会いたいのに会えない人。
会えないのに会いたい人の夢。
そんないつもの今朝。


2015年9月20日日曜日

秋の散歩

仕事の合間に、花瓶に活ける花を求めて散歩に。
すると、山際の小さな野花には、
蜂や蝶やその他の虫達が集まって、
一生懸命に蜜を吸っていました。
久しぶりのお天気で、
必死に蜜を吸っているのでしょう。
それを眺めていたら、
なんだか花を摘むのが悪い気がして、
ブラブラと引き返すことしました。

花を見つけようと下ばかり見ていたので、
今度は上を見上げてみたら。
なんとアケビの実が30個以上たわわに実っている場所を見つけました。
中の実は本当に甘くて、自然の甘味に身体もホッとします。
せっかくなので、今日のパフェに添えてお出ししました。
散歩から戻ってドアの近くまで来ると、
ぽつんとアザミの花。
一花お裾分けを頂いて一輪挿しに活けました。

2015年9月19日土曜日

明日9月20日の昼膳

今日はいいお天気に恵まれて、
夕方には湿度も気温も低くなってきていたので、
久しぶりにマカロンを焼いてみました。
シンプルに地元の有精卵の卵白と、
自分で粉にしたアーモンドパウダーなどを使ったマカロン。
メレンゲの状態や気温・湿度にかなり影響を受けるので、最後まで緊張感。夜になり、
ようやくマカロンが出来上がりました。
中に挟んだガナッシュは、
カカオ90%のコロンビア産を使用。
少しですが、
明日販売いたします。

明日の昼膳

土鍋炊きの白飯
いりこ出汁のお味噌汁
切り干し大根と胡瓜の酢の物
揚げ里芋の煮物
焼きなすのごま餡掛け
玉子豆腐
南瓜のかき揚げ
酢豚

明日もよろしくお願いいたします。






2015年9月18日金曜日

明日9月19日の昼膳

今日はお客様との歴史の話から、
MASTERキートンという漫画の話題に。
21世紀少年を描いた浦沢直樹氏の作品で、夜になりネットで観ることにしました。
1話が30分弱のものでしたが、
やはり土台のしっかりした作品は
面白くて、
ちょっとハマってしまいそうです。


明日の昼膳です。

土鍋炊きの白飯
いりこ出汁のお味噌汁
隠元のおひたし
玉子豆腐の揚げたし
芋茎の煮物
豚の南蛮漬け
薩摩芋のキンピラ
季節の白和え

明日もよろしくお願いいたします。


2015年9月17日木曜日

明日9月18日の昼膳

またもや雨続きの9月。
外は、ひんやりとした空気に包まれています。
犬を連れて散歩に出かけると、
猪の子供・ウリ坊がブガブガ言いながら、一生懸命に穴を掘っていました。
この雨続きで、
餌を採りに出るタイミングも難しいのでしょう。
私達のことにも気づかないウリ坊の無邪気さに、
害獣とは言えなんだか愛着も。
最近は親とはぐれたウリ坊が、
寒さの為に庭で死んでいたこともあるので、
やはり幼き命が生きていくことの大変さを実感しました。

明日の昼膳

土鍋炊きの赤米
えのきのかきたま汁
いんげんの胡麻和え
芋茎の煮物
卵豆腐
塩豚と豆苗の和え物
季節のかき揚げ
炒り豆腐

明日もよろしくお願いいたします。




2015年9月12日土曜日

明日9月13日の昼膳

涼しくなってきて、
夏の疲れを癒す食事を慕いながらも、
秋を感じるお菓子も楽しみになってきました。
娘はあるお店の、
栗のお菓子が食べたいと言います。
まだ食べたことのない味に恋い焦がれるのでしょうか。
そのお店のレシピ本を眺めては、
いいなぁとポツリ。
成長期真っ盛りの女子には、
宝石のようなお菓子の写真たちが
とても眩しく映っているようです。

明日の昼膳です。

土鍋炊きの白飯
季節のお味噌汁
つるなのおひたし
豆腐の落とし揚げ
五目豆の煮物
だし巻き玉子
茄子の中華煮
鶏の照り焼き

明日もよろしくお願いします!




2015年9月11日金曜日

明日9月12日の昼膳

久しぶりのお天気に、
いろんな生き物たちが動き回る1日でした。
自宅の屋根には、
猿たちが栗を狙って駆け回り、
田んぼにはトンボや虫たちが羽ばたき、
さらにそれを追いかける鳥たち。
夜には久しぶりに星が瞬き、
なんだか幸せな1日に。
夜には虫たちのたくさんの声を聞きながら、ゆっくりと料理本を眺めたりして。
今日も1日お疲れ様でした。
明日も優しい日になりますように。

明日の昼膳

土鍋炊きの麦ご飯
南瓜の豆乳ポタージュ
イチヂクのてんぷら
五目豆
茄子の揚げ煮浸し
つるなのおひたし
蒸し鶏の梅ソース和え
苦瓜の甘酢漬け

明日もよろしくお願いいたします!


2015年9月10日木曜日

明日9月11日の昼膳

雨続きで、いつものおばあちゃんのお野菜も不作のよう。
ということで今日はお野菜を求めてふらりふらり。
あちこちで買いためていたら、思った以上にいいお野菜が手に入りました。
そして果物も。
食べ物がたくさん手に入ると、気分も豊かになります。
夏と秋の食材が入り混じるこの季節。
今年はいい小豆を手に入れて、
美味しいあんこを炊きたいなあと、大好きなあんこの本を読んでみたり。
薄墨色のあんこに恋い焦がれては、
毎年秋を迎えます。

さて明日の昼膳です。

土鍋炊きの薩摩芋ご飯
季節のお味噌汁
夏にさよならラタトゥイユ
苦瓜の甘酢漬け
里芋と鶏手羽の煮物
オクラのおひたし
いちぢくの胡麻味噌かけ
だし巻き玉子

明日も心を込めて料理します。
どうぞよろしくお願いいたします。


2015年9月9日水曜日

今年2度目の九州

夏に父も一緒に九州へ行きました。
私にとっては人生のちょうど半分を過ごした土地。
父も人生の3分の1以上暮らしたところ。
その旅がきっかけとなって、九州で暮らしたいと父が言い出したのは、
千葉に戻ってきてから。
確かに空気が身体に馴染むのを実感したし、
父自身それほど体も心も敏感になっているのでしょう。
それなら9月より九州で暮らしてみたら?ダメなら直ぐに戻ってきてね、と再び父を九州へ送り出してきました。
2度目の九州は暮らす為の準備でバタバタ。
私が千葉に戻る日が近づくにつれて、なんだか不安そうな父でしたが、
用事の合間に父の若かりし頃に見慣れた久住の山へドライブへ行ったり。

どんな時も何かにチャレンジしてみるのは、いいことだと思います。
確かにその為にはエネルギーも覚悟も必要で、とても疲れることもあるけれど、違う視点を新たに持つことができます。
今回それが出来たのも、
介護保険というありがたい制度を使って、朝夕にはヘルパーさんも入って食事の用意等をしてくれるのと、近くに住む叔母夫婦が支えてくれる環境にも感謝ですね。

6日経って九州を離れ、途中兄夫婦の家で一泊させて貰いました。
久しぶりに会う2人の甥っ子たちが、幼い頃の兄に良く似ていて、子供の可愛さを実感しました。
世の中の子供達はみな愛されるべき存在なんだなと。
そして世の中のお母さんは本当によく踏ん張っているなあと。
仕事で忙しい兄の代わりに、一人で必死に子供達を育てている義理の姉の姿に、感謝の気持ちが湧いてきました。そんなお母さんのそばなら、2人ともいい子に育つ!と思いました。

今年はなんだか自分の育ってきたルーツを辿る時間のようです。
自分と向き合う。
と、食と向き合う。
子供の頃からの記憶が、食べ物のこととばかり直結していたり、
旅で感じることが、食を通してであったり。
食べることばかりだね、
と子供に言われてふと気づきました。

食べることは生きること。
優しい食事が大好きです。